森永製菓は、シニア層の意欲向上と若手の早期抜擢を両立させるため、これまでの人事慣行を大きく刷新しました。
- 役職定年の廃止(56歳)
これまで56歳で一律に役職を解任し、給与を減額していた「役職定年制」を撤廃しました。人生100年時代を見据え、経験豊富なシニア人材が意欲を維持し、長く活躍し続けられる環境を整えることが狙いです。 - 若手の早期管理職登用
シニアの活躍を促す一方で、優秀な若手が停滞しないよう管理職への昇進を加速させます。最短で34歳(従来より3年早期化)で管理職に就ける仕組みを導入し、組織の若返りと活性化を図ります。 - 「バブル世代」向けの意識改革研修
年下の管理職のもとで働くシニア層が抱きがちな「遠慮」や「葛藤」を取り除くための専用研修を実施しています。シニア社員に改めて発奮を促すと同時に、世代を超えた円滑なコミュニケーションとチーム力の最大化を目的としています。 - 改革の背景:組織の持続的成長
この改革を推進する人事部の宇津木マネジャーは、「人生100年時代において、従来の人事制度を維持すべきか検討した結果」であると述べており、シニアのモチベーション向上と若手の活躍の場確保を両輪で進める姿勢を明確にしています。

森永製菓、「56歳」役職定年廃止 バブル世代研修で年下への遠慮取り除く
2022年から「シニア活躍推進」を掲げ施策を充実させた。役職定年廃止で60歳まで管理職を務められるようになり、学び直しの研修も充実させた。人…